ウォーターサーバーを契約するメリットをひとことで言うならば時短です。
・いつでもお湯と冷水が利用できる
・ミルク作りもわずか1分で可能
・お水を買う手間がなくなる
しかし、実際に利用してみると思いもよらぬデメリットも見つかります。
ここではウォーターサーバーのメリット・デメリットについてお伝えしますので、契約前に知っておきましょう。
メリット | デメリット |
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ミルク作りの時短になる お水を買う手間がない いつでもお湯と冷水が使える 備蓄水になる |
お水の料金が高い ボトルの交換が大変 契約期間(解約金)がある |
この記事でわかること
使ってよかった!ウォーターサーバーを契約するメリット
ウォーターサーバーを利用するメリットはやはり手軽においしいお水が飲めることでしょう。
②いつでもお湯と冷水が利用できる
③ミルク作りもわずか1分で可能
④お水を買う手間がなくなる
➄備蓄水になる
メリット1.美味しいお水でお湯と冷水が利用できる
ウォーターサーバーのお水は大きく2つに分かれます。
天然水 | 沈殿・ろ過・加熱殺菌以外の処理をしておらず、ミネラル分の加工や調整などをしていない自然のままの水 |
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RO水 | ろ過して不純物を取り除いた後に、ミネラルの加えた水 |
天然水はミネラルを加えたり調整したりせず、元々含まれているミネラル成分をそのまま味わうことができます。
採水地も様々でウォーターサーバーで飲める天然水はたくさんあるので、自分の好みによって選ぶことができます。
お湯と冷水が便利
ウォーターサーバーを契約する方の多くが「いつでもお湯と冷水が使えるから」といったメリットを求めています。
朝起きてすぐコーヒーを飲んだり、カップ麺をすぐに作れたりとお湯を沸かす手間がいらないのは本当に便利です。
メリット2.ミルク作りも簡単で時短になる
ウォーターサーバーにはお湯・冷水・常温の他に「70℃~75℃のミルク作りに最適なお湯」が出せるメーカーもあります。
実際にウォーターサーバーを導入する方の理由として、赤ちゃんのミルク作りの時短のためにという声も多いです。
夜中にわざわざお湯を沸かして、人肌に温める苦労を考えるとウォーターサーバーで簡単にミルクが作れてしまうのは助かります。
ミルク作りに最適な70℃~75℃のお湯が使えるウォーターサーバーを赤ちゃんの為にウォーターサーバーを選ぶ6つの絶対条件でまとめています。
メリット3.お水を買う手間がなくなり備蓄水にもなる
今まで市販のペットボトルを購入していた方からすると、家まで運ぶ苦労がなくなります。
ウォーターサーバーがあれば水を自宅に届けてもらえるので、水を運ぶ苦労がなくなるのは助かります。
備蓄水にもなる
ウォーターサーバーは1本あたりの容量が多く平均12Lになります。
また、宅配業者ではなく専門の配送員が届けれくれるメーカーもありますので、お水の配送が滞りにくいのです。
実際に東日本大震災のとき、クリクラには多くの注文が入りました。
クロネコヤマトや佐川急便ではなく、エリアごとに自社の配送員がいるのですぐに対応できます。
自社配送の強みですね。
ウォーターサーバーを契約するデメリット
ウォーターサーバーのデメリットを残念ながら契約前に知る機会がなく、実際に使用してからデメリットに気付くという状況もあるでしょう。
ただ、デメリットと言っても程度は様々で、契約を後悔するほどの程度とメリットを考えると我慢できる程度のものがあります。
人によってデメリットと感じる内容や程度は異なり、気にする方とそうでない方がいます。
それを踏まえて、デメリットを一つずつ確認していきましょう。
1.ウォーターサーバーのお水は高い
ウォーターサーバーを選ぶ際、最初に衝撃を受けるのがお水の値段です。
スーパーであれば2Lの天然水ペットボトルが1本150円前後で売られています。
一方、ウォーターサーバーのお水は500mlが50円~90円なので2L換算だと200円~360円と比較になりません。
つまり、値段が高くなるというデメリットが勝つか、色々な手間が省けるメリットが勝つかは人それぞれです。
数字のマジック!?
ただし、500ml換算で計算した場合はウォーターサーバーの方が安くなります。
天然水のコスモウォーターは12Lで1,900円なので、500ml換算で79円になりますので、自動販売機や市販で売っている500ml(100円)よりも安くなります。
2.サーバーは想像よりも大きい
ウォーターサーバーを初めて契約した方が口を揃えて言うことが思っていたよりもサーバーが大きいです。
パソコンの画面上やパンフレットでは大きさは伝わりませんし、実物はもっと大きいです。
寸法が細かい字で記載されていますが、気にしない方がほとんどですので、必ず契約前にサーバーの寸法を把握しておきましょう。
また、事前に置き場所を確保していないことも問題です。
意外に忘れていることがウォーターサーバーは電気を使うということです。
コンセントを差さなければ、冷水やお湯は使えませんしサーバーによっては水さえ出ません。
また、家族全員がサーバーを利用する家庭の場合、台所に設置してしまうと不便です。
逆に、主に主婦の方が料理に使うという家庭の場合、台所から離れた場所だと不便です。
寝室に近い場所に設置するとモーター音が気になってしまうこともあります。
このように、事前に使う時のことを考えて設置場所を用意しなければ、不便な場所に無理やり置かざるをえなくなります。
3.お水の交換作業が想像していたより大変
特に主婦から不満の声としてあがることが多いのがお水の交換作業。
当然、水道水のように蛇口をひねれば出続ける訳ではないので、タンクが空になれば誰かが交換しなければなりません。
旦那さんの帰宅が遅ければ、その誰かが主婦であることが多くなります。
しかし、1本当たり12kgはあるタンクをサーバー上部まで持ち上げる作業は大変です。
かと言って旦那さんが帰宅するまでサーバーを使えないのも不便です。
そうならないために「お水の交換が足元でできるウォーターサーバー」を選びましょう。
②cado(プレミアムウォーター)
③スラット(フレシャス)
④アクアウィズ(アクアクララ)
4.月額費用が高くてびっくり
これもウォーターサーバー初心者あるあるです。
事前に、1ヵ月でどれだけお水を消費するのか、お金がどれだけ掛かるか想定しておかなければ出費が増えます。
この事態を避ける為の事前確認しておくべきポイントは以下です。
②お水の内容量
③注文本数は自由に選べるか
④配送料は掛からないか
➄サーバーのレンタル代は掛かるか
まず、少しでも経済的に利用したい方は安価なお水を探しましょう。
この時、注意が必要なのがお水の内容量です。
メーカーによって内容量は異なり、お水が安くても量が少ないことがあります。
必ず、内容量と料金2つの物差しで比較するようにしましょう。
次にお水の注文本数に関してですがメーカーによっては偶数単位でしか注文できないことがあります。
1本で足りるのに2本から、3本で足りるのに4本からとなれば月額料金は増えてしまいます。
気になるメーカーがあれば契約前にこれら項目は後悔しないために行う最低限の確認事項になります。
5.電気代が高くなった
一般的に、ウォーターサーバーを契約したせいで電気代がとても高くなったということはありません。
しかし、毎月の電気代にウォーターサーバーが含まれていることは事実です。
メーカーによって様々ですが330円~1,000円の電気代がかかります。
燃費の悪いクルマと同じで無駄なランニングコストを支払うことになります。
電気代を節約したい方は省エネ性能が優れたウォーターサーバーを探しましょう。
6.解約金が発生する
ウォーターサーバーには契約期間と解約金が定められているメーカーが9割です。
実際に利用してみて気に入らなかったとしても簡単に解約することはできません。
もちろん、規定利用期間を過ぎれば解約金はかかりませんが最低でも1年は継続しなければなりません。
メリット・デメリットを踏まえておすすめできるウォーターサーバー
冷たいお水とインスタント食品を手軽に作れるなどのメリットは現在では当たり前になっています。
ですので、メーカーもその事を理解して様々な機能や付加価値を付けています。
そこでたくさんのメーカーの中からメリットが非常に多い2つのメーカーをピックアップしました。
Smartプラス | コスモウォーター
月額費用 | 3,800円 |
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お水代 | 3,800円(12L×2本=24L) |
レンタル代 | 無料 |
配送料 | 無料 |
電気代 | 474円 |
天然水が飲めるコスモウォーターには多くの良さがあります。
②省エネ機能で電気代が安い
③お水を足元で交換できる
④サーバーレンタル代、配送料が無料
➄コンパクト(高さ110cmは業界一低い)
コスモウォーターはウォーターサーバー初心者にとって申し分ない1台です。
お水が安いので他社から乗り換える方も多いですね。
cado | プレミアムウォーター
月額費用 | 4,780円 |
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お水代 | 3,680円(12L×2本=24L) |
レンタル代 | 1,100円 |
配送料 | 無料 |
電気代 | 670円 |
プレミアムウォーターのcadoはとにかくおしゃれで高機能な1台。
現在、多くのウォーターサーバーに欠如しているのがデザイン性です。
しかし、プレミアムウォーターは有名ブランド「アマダナ」や家電ブランド「cado」とコラボレーションすることでインテリア性を追求しています。
また、ウォーターサーバーでは数少ない温度調節機能を搭載したのがプレミアムウォーターです。
常温水が飲みたい方は弱冷水モード、アツアツのカップ麺を作りたい時は再加熱モードといった具合にシチュエーションに応じた使い方が可能です。
まとめ
以上、ウォーターサーバーのメリット・デメリットに関してまとめました。
メリットばかりが先行した情報が多いので、デメリットをしっかり確認することが重要です。
デメリットを把握すればウォーターサーバー選びが楽しくなるので是非、参考にしてみてくださいね。