浄水器とウォーターサーバーは何が違くてどっちがおすすめなのか。
おうち時間が増えてお水の質を気にする方が増えています。
この違いを知ることでより安全でおいしい、自分に合ったお水をおうちで飲めるようになります。
今回も水のプロ、アクアソムリエ監修の元、浄水器とウォーターサーバーはどっちがいいのかを徹底比較してお伝えします。
おすすめの機種もご紹介していますので、ぜひ参考にしてみたくださいね。
この記事でわかること
結論!ウォーターサーバーと浄水器はどっちがいい?
ウォーターサーバーと浄水器にはそれぞれに魅力やデメリットがあります。
まず結論として、ウォーターサーバーと浄水器、それぞれおすすめな人をご紹介します。
ウォーターサーバーがおすすめな人
ウォーターサーバーがおすすめな人は下記に当てはまる人です。
- 冷水・温水をすぐに使いたい
- より安全なお水を使いたい
- 機能性も高い方が嬉しい
ウォーターサーバーは冷水や温水をすぐに使えるのが一般的。90度近くのお湯を出せるエブリィフレシャスや、チャイルドロックでお子様のいるご家庭でも安心して使えるフレシャスなどがあります。
ハミングウォーターは消費電力を抑えられるエコモードや、高性能ろ過フィルターも定期的に交換してくれるなど、その機能性とコスパからウォーターサーバーの中でも非常に人気です。
『アクアソムリエが選ぶ、人気ウォーターサーバー30社比較』をご覧ください。目的別に30社以上のウォーターサーバーをランキング順にご紹介しています。
浄水器がおすすめな人
浄水器がおすすめな人は下記に当てはまる人です。
- コストを安く抑えたい
- 手軽に導入したい
- 設置スペースが限られている
浄水器はなんといってもコストを抑えられることが魅力でしょう。
初期費用のみで、基本的にはそれ以降コストはかかりません。
ブリタのような冷蔵庫にも入るサーバー型の浄水器であれば、比較的手軽に導入できますね。ウォーターサーバーのような大きなものを置くスペースがないご家庭にもぴったりでしょう。
卓上型のウォーターサーバー(エブリィフレシャス)も近年人気ですが、よりコンパクトな浄水器を求める人もまだまだ多いです。
https://waterserver.co.jp/hikaku/desk-type-server/
ウォーターサーバーと浄水器の違いはなに?
ウォーターサーバーと浄水器はそれぞれ魅力やデメリットがあります。
その特徴をお伝えしますのでぜひ参考にしてみてください。
ウォーターサーバーの魅力やデメリット
(※写真のウォーターサーバーはハミングウォーター)
ウォーターサーバーの魅力やデメリットは、
- 魅力①:冷水・温水がすぐに使える
- 魅力②:機能が充実している
- 魅力③:災害時の備蓄として使用できる
- デメリット①:浄水器よりコストがかかる
- デメリット②:水ボトルの交換が重くて手間
ウォーターサーバーはメーカーによってその機能性や使いやすさはそれぞれ。
その共通する魅力、デメリットを詳しく説明します。
魅力①:冷水・温水をすぐに使える
今ではほとんどのウォーターサーバーで、冷水・温水を飲むことができます。
夏場冬場を問わず、いつでも冷たい水と温かい水をすぐに飲めるのはとても便利ですよね。
特に赤ちゃんのいるご家庭ではすぐにでる温水はとても助かります。
また常温水も使えるハミングウォーターなど、その使い勝手の良さはウォーターサーバーの魅力と言えるでしょう。
魅力②:機能が充実している
そのほかの役に立つ機能もたくさんあります。
・消費電力を抑えられるエコモード。
・部屋の明るさで自動でスリープモードになる感知機能。
・コーヒーもウォーターサーバー上で淹れられるコーヒーサーバー機能などなど。
その機能性はメーカによって多種多様ですが、それだけ魅力もたくさんあるということです。
そんな時は水の専門家監修のもと、目的別でまとめた記事をぜひご覧ください。皆さんの目的に合ったウォーターサーバーを見つけられるはずです。
メリット③:災害時の備蓄として使用できる
東日本大震災以降、備蓄への意識がより高まりました。
特にライフラインとなる水が一度止まってしまうと、なかなか復旧まで時間を要してしまいます。
そんな中でウォーターサーバーが備蓄用の水としても注目されています。
確かに水道が止まってしまっても、しばらくはウォーターサーバーの水でやり過ごすことができます。
備蓄用として設計されていないものの、万が一の時には役に立つウォーターサーバーがあると少しでも安心ですね。
デメリット①:浄水器よりコストがかかる
ウォーターサーバーは月額費用のかかるものが昨今では多くなっています。
確かに初期費用でみれば、メーカーによってはウォーターサーバーの方が安くなるかもしれません。
ただし長期的に見ると、ウォーターサーバーの方がコストのかかる傾向にあります。
契約期間よりも早く解約すると、解約金がかかるところも。
ウォーターサーバーを購入するときは、長期的な目で判断するといいかもしれません。
デメリット②:水ボトルの交換が重くて手間
水ボトルがウォーターサーバーの上に設置するタイプは、持ち上げるには重くてとても大変です。
体力的に男女関係なく一苦労でしょう。
浄水器の魅力やデメリット
浄水器がおすすめな人は下記に当てはまる人です。
- 魅力①:価格が安い
- 魅力②:場所を取らず手軽に使える
- デメリット①:常温水しか使えない
上記の点を詳しく見ていきましょう。
魅力①:価格が安い
浄水器はコストを抑えられることがなんといっても魅力でしょう。
種類によっては数百円から購入できるものもあります。
ただし、やはり値段の安い代わりに安全性や長く使い続けられるかどうかには疑問が残ります。
購入する際は予算を踏まえた上で長期的に考えた方がいいでしょう。
水の質にはそこまで気にしない、コストを安く抑えられたら嬉しい、という方にとっては浄水器はぴったりかもしれません。
魅力②:場所を取らず手軽に使える
ブリタのような冷蔵庫にも入るような浄水器は、ウォーターサーバーのような広いスペースを用意せずに手軽に使えます。
導入するハードルはとても低いので、浄水器を初めて買う方にとってとても買いやすく使いやすいですね。
ただし中には水道に直接繋ぎ、蛇口から出るお水を綺麗にするという浄水器もあります。
こちらは工事をしなければなりませんので、導入のハードルは高くなるでしょう。
デメリット①:常温水しか使えない
常温水しか飲めません。どの浄水器でも基本的に同じです。
ブリタのような冷蔵庫にも入れておけるものであれば、冷やすことは可能です。
ただ温水は難しいでしょう。
その点ウォーターサーバーはすぐに冷水・温水を出せるので便利ですね。
人気急上昇!浄水器との一体型、浄水型ウォーターサーバー3選
ウォーターサーバーと浄水器の魅力を詰め込んだ「浄水型ウォーターサーバー(水道水ウォーターサーバー)」
おうち時間が増えた今、その人気はとても高まっています。
その浄水型ウォーターサーバーの魅力についてお伝えしていきます。
浄水型(水道水)ウォーターサーバーとは
浄水型(水道水)ウォーターサーバーとは、浄水器のようにお水を綺麗にする機能がついているウォーターサーバーです。
その特徴は、
・浄水フィルターで安心安全なお水が飲める
・機能性がとても高い
・綺麗で美味しいお水が飲み放題
・宅配の手間もなく、人との関わりがほとんどない
そんな浄水型(水道水)ウォーターサーバーのおすすめ3選をお伝えします。
ハミングウォーター
ハミングウォーターは、今までのウォーターサーバーのデメリットや残念なところを見事に改善した1台と言えるでしょう。
今でこそ浄水型のウォーターサーバーはたくさんありますが、実はハミングウォーターがそのパイオニア。
アクアソムリエ監修の『人気ウォーターサーバーおすすめ30社比較!専門家が選ぶ目的別ランキング』でも上位に掲載されるほど。
それだけ信頼でき、それゆえに知名度も高いウォーターサーバーと言えるでしょう。
エブリィフレシャス
エブリィフレシャスは、最近木南晴夏さんがCMを務めていることでも有名ですね。
新商品『エブリィフレシャストール』から、根強い人気の『エブリィフレシャスミニ』まで、幅広いライフスタイルに合ったウォーターサーバーです。
特にエブリィフレシャスは、ウォーターサーバーの中でも珍しい卓上型を採用(トールは床置型)。
一人暮らしからご家族まで幅広いライフスタイルに対応している浄水型ウォーターサーバーと言えそうですね。
ウォータースタンド
ウォータースタンドは、浄水率が99%と非常に高い点が魅力です。
またハミングウォーターやエブリィフレシャスと違い、水道直結型のウォーターサーバーとなっています。
水道に給水できる管を繋ぎ、そこからウォーターサーバーへ水道水を自動的に給水します。
そのため、自分で給水する手間がないことも魅力の一つでしょう。
浄水型ウォーターサーバーに関するQ&A
最後に、浄水型ウォーターサーバーをご契約・ご購入する前に知っておくべきことや、よくある質問などをまとめました。
初期費用はどれくらい?
給水型と水道直結型で初期費用が異なる場合もあります。
給水型(自分でお水を給水)
給水型(自分でお水を給水)は、基本的に月額費用以外かかることは少ないです。
メーカーによって3,000円から5,000円が相場でしょう。
ハミングウォーターは、その初期費用にかかる3,300円が今なら無料になるキャンペーンも開催しています。
水道直結型(水道から自動で給水)
水道直結型(水道から自動で給水)は、工事費用が初期費用に含まれる場合もあります。
その場合は給水型よりも初期費用がかかりますので、注意しましょう。
水の温度は何度くらい?
ウォーターサーバーは冷水・温水機能のついているものがほとんど。
その温度は冷水は10℃程度、温水は80℃程度です。
もちろん機種によって様々ですので、気になるウォーターサーバーがあればその詳細をご確認ください。
冷水や温水が出来るまでにどれくらい時間がかかるの?
冷水や温水は、一度タンクで冷やされ、温められてから使用できるのが一般的です。
購入してすぐの場合は、取扱説明書通りに行っても数10分はかかるでしょう。
ただし一度設定した後は、タンク内に冷水・温水を切らさない限りすぐに飲むことができます。
水は軟水ですか?硬水ですか?
浄水されたお水は軟水よりのお水になります。
様々な成分がろ過され不純物も取り除かれるため、より綺麗な軟水になります。
サーバーのメンテナンスはどうしたらいいですか?
浄水型のウォーターサーバーのメンテナンス部分は、基本的にフィルターのみです。
メーカーによってその交換時期は異なりますが、6ヶ月に1度に交換するところが多いです。
そしてその交換に追加料金がかからないことがほとんどです。
ウォーターサーバーはうるさくありませんか?
ウォーターサーバーも性能が上がり、今では静音設計になっている機種を多く見ます。
一方で「音がうるさい」といった口コミも見受けられるのが現状。
可能性としては、冷水・温水にするために電気を使う過程で発する音が気になるのかもしれません。
ただ個人的な意見になりますが、気になるほどの音はしませんし、その音で眠れないという方は寝室から離れたところに置くことが最善策かもしれません。