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青汁にも!日本発のスーパーフード明日葉の効果とは│三つ葉との違いも解説

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青汁にも使用される明日葉の効果について

青汁の原料として使われる明日葉(あしたば)。

三つ葉によく似た野菜ですが、スーパーなどにはあまり出回っておらず、詳しく知らない方も多いでしょう。

今回は「日本原産のスーパーフード」とも呼ばれる明日葉の

  • 効果
  • おすすめの食べ方
  • 三つ葉との違い

について解説していきます。

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明日葉と三つ葉の基本的な違い

明日葉と三つ葉の違い
明日葉と三つ葉は見た目が似ていますが、特徴と効果は微妙に異なります。

まずは両者の違いについて簡単に見ていきましょう。

明日葉とは

明日葉は日本固有種の野草です。

その栄養価の高さから近年注目を集めており、食用のほか、青汁の原料としても盛んに利用されています。

「収穫しても明日にはもう若葉が芽吹く」と言われるほどの強い繁殖力から、明日葉と名付けられました。

明日葉の生産量は伊豆諸島が日本一を誇っており、近年は東京近郊で栽培されることも増えています。

旬は2~5月。直売所のほか、一部のスーパーで手に入れることが可能です。

三つ葉とは

丼ものやお吸い物でおなじみの三つ葉。

明日葉と同じセリ科の植物で、名前のとおり1本の茎に3枚の葉が付いています。

明日葉との大きな違いは、栽培方法によって以下の3つの種類に分けられる点です。

種類 特徴
糸三つ葉 別名「青三つ葉」。年間を通して買うことができる、もっともポピュラーなタイプです。香り豊かで、お吸い物や茶碗蒸しにぴったり。
切り三つ葉 12~2月の冬期が旬の三つ葉です。葉と茎が白っぽいことから「白三つ葉」とも呼ばれています。アクが弱めで食感が柔らかく、そのまま料理に使われることが多いです。
根三つ葉 その名のとおり、根が付いたまま出荷される三つ葉です。他のタイプとは異なり、葉だけではなく根も食べられるうえ、日持ちが良い点がメリット。歯ざわりの良さから、揚げ物やおひたしなどさまざまな料理に適しています。

明日葉と三つ葉の栄養成分の比較

ともに日本原産で、同じセリ科でもある明日葉と三つ葉ですが、含まれている栄養成分は異なっています。

共通している点は、βカロテンとカリウムが豊富なこと。

βカロテンは抗酸化作用により免疫量を高めるはたらきがあり、カリウムは血圧上昇を抑える効果があるとされています。

注目される栄養成分はそれぞれ次のとおりです。

野菜の種類 栄養成分名 期待される効能
明日葉 カルコン類(黄色色素) 老廃物の排出
血栓の抑制
内臓脂肪の解消
三つ葉 クリプトテーネン ストレスの緩和
食欲増進
リラックス効果

いずれも栄養価に優れている点で、積極的に食卓に取り入れたい野菜と言えるでしょう。

明日葉はどんな植物で何に使われる?

近年、少しずつ知られてきてはいるものの、まだ珍しい野菜と言える明日葉。

その特徴や使い方を詳しく見ていきましょう。

明日葉はこんな植物

日本原産の明日葉は、ニンジン・パセリ・三つ葉・パクチーなどと同じセリ科の植物です。

食用の野菜であり、独特のほろ苦さ爽快な香りが風味の特徴。

旬は春で、この時期に出回る新芽にはほのかな甘みがあり、好んで食べる方も多いようです。

栽培の歴史は古く、すでに江戸時代には滋養強壮に効く薬草として珍重されていました。

八丈島と伊豆大島が主な産地として知られ、それぞれ茎の色の違いで下記のとおり呼び分けられています。

八丈島産 青茎
伊豆大島 赤茎
日本原産のスーパーフード!
ビタミンやミネラルなどの栄養価が豊かなことから“スーパーフード”とも呼ばれ、中でも特に注目されている成分が「カルコン」です。
黄色い液状で、明日葉の茎や葉を切ると出てくるカルコン。近年の研究では、肥満や糖尿病・動脈硬化の予防など、健康維持のためのさまざまな効果が認められつつあります。

明日葉は料理や青汁の原料にも!

明日葉は食用として、葉と茎を料理に使います。油との相性がよく、天ぷらが定番の食べ方。

下ゆでしてアクを抜けば、おひたしや和え物など幅広く利用できます。

また、原産地の伊豆七島では、お茶(あしたば茶)としても親しまれています。

とはいえ食用としての流通量はわずかで、全国的には珍しい野菜と言えるでしょう。

明日葉って結局何に使われていることが多い?
明日葉の生産量の大半は青汁やサプリメントの原料として消費されます。現在、明日葉の豊かな栄養成分に着目した健康食品メーカーから、さまざまな商品が販売されています。

三つ葉はどんな野菜で何に使われる?

三つ葉は明日葉よりもポピュラーな野菜ですが、更に知識を深めたい方に向けて解説します。

三つ葉はこんな野菜

明日葉によく似ているものの、知名度ははるかに高い三つ葉。

明日葉と同じ日本原産・セリ科の植物です。

鮮やかな緑色と香りの良さが特徴で、お吸い物や茶碗蒸し、丼物など日本料理には欠かせない香味野菜と言えます。

三つ葉の主な産地

三つ葉の主な産地は、

  • 千葉
  • 茨城
  • 埼玉
  • 静岡
  • 愛知

この5県で、全国出荷量の約6割超を生産しています。

栽培方法で異なる3種類ある三つ葉

出荷される三つ葉は3種類。

栽培方法や形状の違いにより

  • 高い栄養価を持つ「糸三つ葉(青三つ葉)」
  • 穏やかな香りとソフトな食感の「切り三つ葉」
  • 歯ざわりの良さが魅力の「根三つ葉」

に分けられています。

タイプごとの旬は次の通りです。

種類 旬の時期
糸三つ葉 1年中
切り三つ葉 1年中
根三つ葉 3~4月

糸三つ葉と切り三つ葉は年間通じて栽培されるため、一年中新鮮なものが手に入ります。

需要が高まるのは12~2月の冬期です。

旬が限られている根三つ葉も、ハウス栽培されたものが秋から冬にかけて出回っています。

三つ葉はハーブとしても!
三つ葉はハーブの1つとしても知られています。その香り成分には、精神安定・食欲増進・安眠促進などさまざまな効果があるとされています。栄養価も高く、体に必要な各種のビタミンやミネラルが豊富に含まれている点も見逃せません。

三つ葉は料理の名脇役

明日葉と異なり、三つ葉は青汁やサプリメントの原料に加工されることは多くありません。

もっとも多く使用されるのは、やはりその爽やかな香りと鮮やかな彩りを活かした食材としてでしょう。

お吸い物に浮かべたり、茶碗蒸しや丼物に散らしたり…料理に香りと彩りを添える三つ葉は、まさに「料理の名脇役」と言えます。

明日葉と三つ葉のおすすめレシピ

よく似てはいるものの、微妙に異なる風味を持つ明日葉と三つ葉。

それぞれのおすすめ料理法を紹介します。

明日葉のおすすめレシピ

油との相性が抜群の明日葉。

おすすめの調理法はなんといっても天ぷらです。

次におひたしが挙げられます。それぞれの調理法の手順をご紹介します。

明日葉の天ぷら

明日葉1束(100g)を葉と根に切り分ける。根は食べやすい大きさにカット。

天ぷら粉大さじ1を明日葉にまんべんなくまぶす。

ボウルに天ぷら粉80gと水100ccを入れて混ぜ、衣を作る。

揚げ油を180℃に熱し、衣をくぐらせた明日葉を入れ、カラリと揚げる。

塩または麺つゆをつけていただきます。

お好みで大根おろしや刻みミョウガを添えるのもよいでしょう。

明日葉のおひたし

明日葉1束(100g)を茎と葉に分ける。

鍋に湯を沸かし、塩適量と明日葉の茎を入れる。ひと煮立ちしたら葉を加えてサッと茹で、取り出す。

水にさらしたあと、軽く絞って水気を切る。

おひたしにする場合は、下ゆでしてアクを抜くのがポイント。めんつゆをかけ、かつおぶしをのせてどうぞ。

三つ葉のおすすめレシピ

三つ葉はそのまま薬味としても、火を通して具材としても楽しめます。

それぞれのおすすめレシピをご紹介します。

三つ葉の味噌汁

鍋で温めただし汁400mlにお好みの具材を入れ、火が通るまで弱火~中火で煮込む。

火を止め、味噌大さじ2~3を少量の煮汁で溶かす。

三つ葉3gを1.5cmに切り、入れる

三つ葉は煮込まなくても予熱で十分火が通ります。生で薬味として楽しむのもおすすめです。

根三つ葉のおひたし

根三つ葉1/2束の全体を洗い、根っこを切り落とす。

鍋に湯を沸かし、塩適量を入れて根三つ葉をサッと茹でる。

冷水に取り、4cmにカット。水気を切り器に盛る。

めんつゆとかつおぶしでいただきます。

まとめ

今回は明日葉について詳しく解説するとともに、よく似た野菜である三つ葉との違い、それぞれのおすすめの調理法を紹介しました。

明日葉は、スーパーフードと呼ばれるほど豊富な栄養成分を含んでいます。

調理の手間なく、毎日手軽に明日葉の栄養素を摂取したい方は、明日葉を使った青汁がおすすめです。

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