水道水をそのまま飲みたくない方は「浄水器」または「ウォーターサーバー」を検討するでしょう。
実は近年「どちらの機能も備わった水道水ウォーターサーバー」という新しい機種が人気を集めています。
ここでは水道水ウォーターサーバーの魅力についてたっぷりとお伝えいたします。

この記事でわかること
おすすめの水道水ウォーターサーバー(水道直結&浄水型)を忖度なしで厳選!
水道水ウォーターサーバーは数多くありますが「ミズマガ編集部とアクアソムリエが忖度なしで本当におすすめできる3台」を紹介しています。
・ウォータースタンド
・ハミングウォーター
・エブリィフレシャス
機能性やコストパフォーマンスを考慮すればおすすめできるのはごく一部。
編集部が選んだ理由も合わせて参考にしてみてください。
1位:水道直結型のウォータースタンド
定額料金 | 3,850円 |
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工事費用 | 9,900円 |
フィルター交換費用 | 無料 (6ヵ月に1回) |
不純物除去率 | 99% |
使用できる温度 | 冷水・常温水・温水 |
タイプ | 水道直結型 |
水道水ウォーターサーバーでもっとも有名なウォータースタンド。
数多くある水道水ウォーターサーバーの中でも断トツの不純物除去率を誇ります。
自宅の水道管に繋ぐだけでしっかり浄化されたお湯、冷水、常温水が使用できます。
ウォータースタンドの使用感や味について詳しくはこちらのレビュー記事「ウォータースタンドの口コミ&デメリットを徹底検証!安くて人気の機種はどれ?」をご覧ください。
2位:水道水補充型のハミングウォーター
定額料金 | \今なら初月3,300円無料/ 3,300円 |
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工事費用 | なし (設置工事なし) |
フィルター交換費用 | 無料 (4ヵ月に1回) |
不純物除去率 | 80%以上 |
使用できる温度 | 冷水・常温水・温水 |
タイプ | 水道水補充型 |
ハミングウォーターのろ過率は80%以上と一見低く思いますが、実は「国内の水道水ウォーターサーバーはウォータースタンドを除いてほぼ全てが80%」になります。
ウォータースタンドが頭一つ抜けていますが、ハミングウォーターの除去率80%以上でも高数値です。
設置工事が嫌な方は水道水補充型のハミングウォーターがおすすめです。
ハミングウォーターの使用感や味について詳しくはこちらのレビュー記事「【専門家監修】ハミングウォーターの口コミ・デメリットの真実を徹底検証」をご覧ください。
3位:卓上サイズのエブリィフレシャスミニ
定額料金 | 3,300円 |
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工事費用 | なし (設置工事なし) |
フィルター交換費用 | 無料 (6ヵ月に1回) |
不純物除去率 | 80%以上 |
使用できる温度 | 冷水・温水 常温水タイプはこちら |
タイプ | 水道水補充型 |
フレシャスの新ブランド「エブリィフレシャス」から待望の第一弾「エブリィフレシャスミニ」がリリースされました。
水道水を補充して使用するタイプでは初めての卓上サイズになります。
夜になると温水の温度を下げて節電するスリープ機能など、多数の高機能を搭載していて定額3,300円とコスパは大。
工事せずに手軽に導入するなら、間違いなくおすすめの水道水ウォーターサーバーです。
エブリィフレシャスミニの使用感や味について詳しくはこちらのレビュー記事「【専門家監修】エブリィフレシャスミニの口コミ!浄水型ウォーターサーバー3社で徹底比較」をご覧ください。
全8社比較!おすすめの水道水ウォーターサーバー(水道直結&浄水型)を厳選!
上記でおすすめの水道水ウォーターサーバーを3社ピックアップしましたが、その他にも水道水ウォーターサーバーは数種類あります。
ここからは有名な水道水ウォーターサーバー全8社を比較します。
ちなみに上位3つの「1位:ウォータースタンド」・「2位:ハミングウォーター」・「3位:エブリィフレシャスミニ」は記事上部でお伝えしていますので、詳細は上記をご覧ください。
ここからは4位以下の詳細をお伝えしています。
商品 | 月額費用 | 工事の有無 |
---|---|---|
ウォータースタンド | 定額3,850円 | 有り(他社乗り換えで無料) |
ハミングウォーター | 定額3,300円 | 無し |
エブリィフレシャス | 定額3,300円 | 無し |
ロッカ(Locca) | 定額3,146円 | 無し |
楽水ピュレスト | 定額3,278円 | 有り(12,000円) |
Kiralaフレッシュ | 定額5,478円 | 有り(無料) |
オーシャン | 定額4,378円 | 有り(無料) |
クールクー | 定額4,620円 | 有り(4,620円) |
※表示価格は全て総額表示の税込価格です。
4位:ロッカ(Locca)
定額料金 | 定額3,146円 |
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工事費用 | なし (設置工事なし) |
フィルター交換費用 | 無料 (4ヵ月に1回) |
不純物除去率 | 80% |
使用できる温度 | 冷水・温水 |
タイプ | 水道水補充型 |
5位:楽水ピュレスト
定額料金 | 定額3,278円 |
---|---|
工事費用 | 有料(12,000円) (設置工事あり) |
フィルター交換費用 | 無料 (最低6ヵ月に1回) |
不純物除去率 | 80% |
使用できる温度 | 冷水・常温水・温水 |
タイプ | 水道直結型 |
6位:Kiralaフレッシュ
定額料金 | 定額5,478円 |
---|---|
工事費用 | 無料 (設置工事あり) |
フィルター交換費用 | 無料 (機種によって異なる) |
不純物除去率 | 99.9% |
使用できる温度 | 冷水・常温水・温水 |
タイプ | 水道直結型 |
7位:オーシャン
定額料金 | 定額4,378円 |
---|---|
工事費用 | 無料 (設置工事あり) |
フィルター交換費用 | 無料 (1年に1回) |
不純物除去率 | 99% |
使用できる温度 | 冷水・温水 |
タイプ | 水道直結型 |
8位:クールクー(新規受付終了)
定額料金 | 定額4,620円 |
---|---|
工事費用 | 有料(4,620円) (設置工事あり) |
フィルター交換費用 | 無料 (1年に1回) |
不純物除去率 | 99% |
使用できる温度 | 冷水・温水 |
タイプ | 水道直結型 |
※現在、新規受付を終了しています。
水道水を使った水道直結型ウォーターサーバーとは?特徴とデメリット
浄水器とウォーターサーバーのどちらを利用するべきか悩んでいる方に朗報です。
それは浄水器とウォーターサーバーが合体した新しい機種が登場しているということです。
機能面も凄いですが、それ以上に驚くべきポイントは費用がとても安いこと。
水道水ウォーターサーバーの特徴
- お湯と冷水と常温水がいつでも飲める
- 飲み放題なので料理にもたっぷり使える
- ろ過フィルターで不純物99.9%除去
- コストパフォーマンスが高い
一方でこんなデメリットも挙げられます。
水道水ウォーターサーバーのデメリット
- 設置・撤去工事の手間がかかる(水道直結型)
- 設置場所が限られる(水道直結型)
- 災害時・停電時には使用不可(水道直結型 / 水道補充型)
- 水の味が淡白(水道直結型 / 水道補充型)
おうち時間が長くなった影響もあり、水道水ウォーターサーバーの需要が急激に伸びています。
特徴やデメリットを把握した上で、購入していきましょう。
特徴1.お湯と冷水と常温水がいつでも飲める
小さなお子様や赤ちゃんがいる家庭では、すぐに温かい水が出ると非常に助かりますよね。
特に赤ちゃんが新生児(生後28日未満)のころは、3時間置きにミルクを与えなければなりません。
そんな時でも常に70度以上のお湯が出るウォーターサーバーが身近にあるととても強い味方になります。
また赤ちゃんの体への悪い影響をなるべくなくすためにも、浄水されたお水があると非常に安心です。
浄水されたウォーターサーバーのお水はいずれも硬度0〜35mg/lと、赤ちゃんが飲んでも全く問題ありません。
またほとんどのメーカーにチャイルドロック機能もついてますので、お子様がいても安心できますね。
そのほかにもメーカーによっては高温のお湯(90度前後)もすぐに出せます。コーヒーや紅茶を飲むときにもすぐに高温のお湯が出るのは非常に便利です。
特徴2. 高性能フィルターで安全な水が飲み放題
自宅の水道水を使用するため、もちろん水は使い放題。さらに塩素や不純物を99.9%も除去できるほどの高性能フィルター付きです。
そんなウォーターサーバーが定額3,146円~で使用できます。
水道水ウォーターサーバーは「工事あり」と「工事なし」の大きく2種類があります。
それぞれにメリット・デメリットがありますので、自分に合った方を選びましょう。
工事あり | 工事なし | |
---|---|---|
料金 | 定額3,850円 | 定額3,300円 |
水の補充 | 補充不要 | 補充が必要 |
機種の例 | ウォータースタンド | ハミングウォーター |
2種類の選び方はとても簡単です。
水の補充が手間な方は工事ありの水道直結型ウォーターサーバーがいいでしょう。
また、水を使用する頻度がそこまで多くない方であれば工事なしの水道水補充型がおすすめです。
除去率の表記ルールを知っておくべき
浄水器や水道水ウォーターサーバーを選ぶうえで「除去率の表記ルール」については知っておくべきです。
多くのメーカーでは「フィルター除去率80%」と記載されています。
この数値は決して低いわけではなく家庭用品品質表示法(JIS規格)による表記ルールで「確実にこの程度は取りますよ」と言う最低レベルの数字です。
表示ルール上は「80%以上除去できていれば除去率80%」と表示することになっており、仮に99%除去できていたとしても「80%」と表示しているメーカーもあります。
つまり、実際の除去率は80%~99.9%の間。一定の検査に合格した浄水フィルターは除去率80%以上と表記するメーカーがほとんどです。
しかし、近年では除去率が99%であれば他社と差別化するために「除去率99%」と表記するメーカーが増えています。
現状でも除去率80%と表記しているメーカーは除去率99%の性能には達していないのかもしれませんね。
特徴3. 水道水ウォーターサーバーはコスパがいい
浄水器とウォーターサーバーの機能が備わる高機能ぶりにも関わらず月額費用はとても安いです。
その理由は本来であれば発生する費用が無料になるため。
・設置工事費用
・定期メンテナンス費用
・フィルター交換費用
上記は定額料金に含まれているためすべて無料です。
毎月定額制で分かりやすい
水道水ウォーターサーバーは基本的に毎月定額料金しかかかりません。
一方ボトルを上に差し込むようなウォーターサーバーは、例えばお水の料金だったりウォーターサーバーそのもののレンタル代金だったりと、毎月の費用が月によって変わってきます。
毎月定額な水道水ウォーターサーバーはその点とてもシンプルで、家計簿をつけている方にとっても分かりやすく計算もしやすいですよね。
デメリット1. 設置・撤去工事の手間がかかる(水道直結型)
水道直結型のウォーターサーバーは、設置工事と撤去工事に手間がかかってしまいます。
ご自宅の水道に直接つなげそこから水をウォーターサーバーへと送り込むので、特別な工事が必要です。
設置後は水を汲むことはなくラクですが、その準備が手間になってしまうのです。
ウォーターサーバーのメーカーによってその工事費用などかかってきますので、その点が気になる方はぜひ値段などチェックしてから購入しましょう。
デメリット2. 設置場所が限られる(水道直結型)
水道直結型のウォーターサーバーは、ご自宅の水道とつなげるため水道の近くにないとつなげることができません。
そのため、場所がどうしても水道周りになり置きたい場所に置けないといったケースも。
デメリット3. 災害時・停電時には使用不可(水道直結型 / 水道補充型)
災害時、たとえば水道や電気が止まってしまった場合、基本的には使用不可能になります。
水道直結型は、水が根本から止まってしまった場合にはもちろん使用できません。
水道補充型に関しては、貯水タンクに溜まっていた場合多少は使えますが、それも水道が止まってしまったら補充ができなくなりいずれは使えなくなります。
一方でボトル型のウォーターサーバーであれば、ボトルにある程度の水が溜まっており、水道型よりも長く水を飲める可能性があります。
1,2日は家庭によっては持ちますが、いずれにせよ災害時はどのタイプも備蓄用としては不向きでしょう。
デメリット4. 水の味が淡白(水道直結型 / 水道補充型)
水道水ウォーターサーバーはフィルターやカートリッジでろ過されたお水が飲めます。
水道水特有の成分も除去してくれるので、悪影響を及ぼす危険性は限りなく少ないでしょう。
その一方でミネラル成分もろ過されてしまうため、味がどうしても淡白になってしまいます。
「味がマズい」といった口コミが見受けられるのも、この特徴によるものかもしれません。
ただしその違いが分かる方は相当舌が肥えてらっしゃる方で、ほとんどの方がその違いに気づかないと思われます。
それくらい小さな違いですが、もし気になる方がいたら水道水ウォーターサーバーは不向きかもしれません。
浄水器と水道水ウォーターサーバーはどっちがおすすめ?
水道水ウォーターサーバーと浄水器の大きな違いは「お湯と冷水が使えるかどうか」です。
浄水器があるからウォーターサーバーは必要ないと言う方は以下に当てはまる方。
・水道水を安全に飲めるだけでいい
・お湯を使う頻度は少ない
つまり「水道水は浄水器さえ付ければ安全に飲めるので、同じ水に高いお金を払うのは嫌だ」となるわけです。
確かに浄水器は水道水を安全で清潔な水に変える能力があります。
しかし、ただそれだけなのです。
浄水器とウォーターサーバーの特徴
– | 浄水器 | 水道水ウォーターサーバー |
---|---|---|
初期費用 | 2,000円~20万円 | 0円~4,000円 |
月額費用 | 水道代のみ | 3,000円~5,000円 |
メリット | ・水道水を綺麗にする | ・水道水を綺麗にする ・お湯と冷水が飲める ・ミルク作りの時短になる |
ウォーターサーバーは安全な水が飲めるだけではありません。
浄水器を付けたからといっても90℃のお湯は出ませんし、朝の時間が無い中でササッとコーヒーやインスタントのお味噌汁を作ることはできません。
要するに「浄水器を付けても水道水は水道水で、生活に便利さや快適さなどの付加価値をもたらすことはない」のです。
初期費用や月額コストの比較
月々の費用は水道水ウォーターサーバーの方が高く、浄水器は初期費用だけが多くかかります。
機能性もまったく違うため、どちらを選ぶのかは利用目的次第になります。
一番簡単なのは「お湯と使う頻度で決める」ことでしょう。
浄水器がおすすめの人
浄水器はあくまでも自宅の水道水をろ過してくれるだけですので、水道水をそのまま飲むことに抵抗がある人はおすすめです。
初期費用が2,000円~20,000円ほど発生しますが、長く利用する場合には浄水器を取り付けた方がウォーターサーバーよりも安くなります。
水道水ウォーターサーバーがおすすめの人
水道水ウォーターサーバーはろ過された綺麗な水をお湯や冷水で無制限に使うことができます。
そのため料理に水を使ったり、赤ちゃんのミルク作りの時短、コーヒーやインスタント食品を頻繁に利用する方にはおすすめです。
・除去率に必ず選ぶ際に確認すること
・常温水が使える方が便利
・設置工事費は無料を選びましょう
※掲載商品のお申し込みはご自身で各社のホームページをご確認し、判断頂けますようお願いします。
※本記事に掲載の公式サイト情報。
・エブリィフレシャス(https://every.frecious.jp/)
・ハミングウォーター(https://www.hummingwater.com/)
・ウォータースタンド(https://waterstand.jp/)
・ロッカ(https://locca-water.net/)
・楽水(https://rakumizu.jp/)
・キララ(https://www.kirala.jp/)
・オーシャン(https://aster-ocean.com/)
・クールクー(https://coolqoo.com/)