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ウォーターサーバー

ペットボトルサーバーは汚い!?ウォーターサーバーと市販のペットボトルを徹底比較

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ペットボトルとウォーターサーバーを比較

市販のペットボトルウォーターを毎日買っている人からすれば「ウォーターサーバーって実際どうなの?」「ペットボトルとどっちが安いの?」といろいろ気になるところです。

また、ペットボトルを挿して飲む「ペットボトルサーバー」もあります。

このままペットボトルウォーターを買い続けるか、ウォーターサーバーを契約しようか迷っているという方は是非、参考にしてみてください。

メリット・デメリット(まとめ)
メリット デメリット
ペットボトル ・とにかく安い ・ゴミが増える
・水を購入するのが手間
・冷水とお湯が使えない
ペットボトルサーバー ・安い
・契約期間がない
・不衛生
・ゴミが増える
・水を購入するのが手間
・容量タンクが少ない
・初期費用が必要
ウォーターサーバー ・お湯がいつでも使える
・お水を買わなくていい
・空ボトルのゴミが少ない
・月額500円ほど高い

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市販のペットボトルとウォーターサーバーどっちがお得?

ペットボトルとどっちが安い?

スーパーやコンビニではペットボトルのお水を1本(2ℓ)90円前後で買うことが出来ますが、ウォーターサーバーはコスト面では市販のペットボトルに太刀打ち出来ません。

スーパーのお水を500ml換算すると22.5円前後になります。

ウォーターサーバーのお水は500ml換算50円~90円なので、最安値で比較しても倍近く高いことが分かります。

市販のペットボトルと料金比較

ペットボトルウォーターで人気の「サントリー南アルプス天然水」と天然水ウォーターサーバーで最安値の「アクアセレクト」の料金を比較します。

南アルプス天然水 2ℓ(100円)× 6本(12ℓ)=600円
アクアセレクト 12ℓ = 1,450円

サントリー南アルプス天然水は1ケース6本入りとなり、価格.comの販売価格を参考にしています。

結果、比較するまでもなサントリー南アルプス天然水の方が倍以上も安いです。

ペットボトルが安すぎるのか、ウォーターサーバーが高すぎるのかはさて置き、値段で比較するとペットボトルが圧倒的にお得です。

ここで重要なのは「ウォーターサーバー利用者は機能や利便性を求めて利用している」ということです。

では、市販のペットボトルではなくウォーターサーバーを使用する理由を見ていきましょう。

市販のペットボトルよりもウォーターサーバーが選ばれる6つの理由

値段だけでペットボトルの方がお得だと結論付けるのはあまりにも早計です。

ペットボトルの方が安いことは言われなくても知っているという方は多いはず。

それでもペットボトルを買わずウォーターサーバーを契約する方が多いのはなぜでしょうか。

答えはウォーターサーバーのお水1本の値段にはたくさんの価値が含まれているからです。

ウォーターサーバー6つのメリット①買いに行く手間を省く
②ペットボトルのゴミが減る
③いつでも冷水とお湯が飲める
④赤ちゃんのミルクが簡単に作れる
➄ミネラルが豊富な天然水
⑥サーバー無料レンタル

上記について具体的に確認していきましょう。

1.買いに行く手間を省く

ウォーターサーバーが便利な理由としてお水を買いに行かなくても届けてくれることです。

スーパーで重いお水を買い込んでいた主婦の方は一気に負担が解消されます。

ほとんどのメーカーはお水の配送費用が掛かかることはありません。

何本注文しても配送費用は無料で自宅まで配達してくれます。

2.ペットボトルのゴミが減る

安いペットボトルウォーターの容量は最大で2ℓなので、すぐに無くなりゴミとして溜まります。

捨てれば済む話ですが、ゴミの日まで何本も保管しておかなければなりませんし、捨て忘れた経験をした方も多いのではないでしょうか。

最近のウォーターサーバーは容器はこぶしくらいの大きさまで潰せて捨てることが出来ます。

これであれば捨て忘れたとしても邪魔になることはありません。

ペットボトル18本分がウォーターサーバーなら3本になるのでゴミを圧倒的に削減することが出来ます。

同時に冷蔵庫でお水を冷やすことも無くなるのでスペース削減にもなりますね。

3.冷水とお湯がすぐ飲める

フレシャスの温度調節機能

冷蔵庫でペットボトルを冷やす必要はなくなり、ケトルでお湯を沸かすこともなくなります。

欲しいときにワンプッシュでお水を飲める便利さは使えばすぐに分かります。

朝起きてコーヒーを飲むときやカップ麺を食べるときもワンプッシュでOKなので非常に便利です。

4.赤ちゃんのミルクが簡単に作れる

ウォーターサーバーを使用するきっかけとして非常に多い理由が「ミルク作りの時短」です。

ウォーターサーバーのお水は軟水で硬度も低く赤ちゃんのミルク作りにも適しています。

粉ミルクを使う場合は所要時間1分で簡単に作ることができます。

水道水やペットボトルのお水を煮沸して粉ミルクを作れば20分前後掛かるのでかなりの時短になります。

夜中でもすぐにミルクを飲ませてあげられるので母子共に助かります。

※赤ちゃん向けに最適なウォーターサーバーは【安全なミルク作り】赤ちゃんの為にウォーターサーバーを選ぶ6つの絶対条件をご覧ください。

5.ミネラルが豊富な天然水

ウォーターサーバーはスーパーのペットボトルウォーターより以下の3点で優れています。

天然水が優れている部分①ミネラル含有量が安定
②ミネラルがたっぷり
③希少ミネラルが入っている

スーパーのお水が低品質とは言いませんが、成分表を比較すると一目瞭然です。

スーパーのお水のミネラル含有量は0.2mg~0.4mgというように幅を持たせてかなりアバウトに表記されています。

ウォーターサーバーのお水はアバウトではなく0.8mgや0.4mgというように正確に表記されます。

このことからスーパーのお水はミネラル量が不安定だと分かります。

そして、ミネラル含有量にも大きな差があります。

スーパーで購入出来るペットボトルウォーターの硬度は20mg/ℓ前後なのに対して、ウォーターサーバーの天然水は50mg/ℓ前後です。

硬度が多いということはカルシウムとマグネシウムが豊富に入っているということです。

また、バナジウムなどの希少ミネラルが入っていることも大きなメリットです。

6.サーバーは無料でレンタルできる

ウォーターサーバーに有ってスーパーのペットボトルには無い決定的な違いは「機能性」です。

スーパーのペットボトルでやり繰りするか、ウォーターサーバーを契約するかで悩む方はウォーターサーバーの機能を使いたいかどうかで判断するべきです。

そして、最近ではサーバー本体を「無料レンタル」できるメーカーが増えました。

無料レンタルの場合、お水の値段にサーバー代や配送料がコミコミで含まれていると考えましょう。

「それならウォーターサーバーは安い」と感じた方は契約しても後悔することはまず無いでしょう。

ペットボトルサーバーとウォーターサーバーはどっちがいいのか?

ペットボトルサーバーとウォーターサーバーはどっちが安い?

次に市販のペットボトルを挿して使用することができる「ペットボトルサーバー」です。

先に結論から言えばウォーターサーバーより手軽ですが、コストの割りに手間がかかり衛生面も心配でおすすめできません。

メリット デメリット
・コンパクトで置き場所に困らない
・ノルマや解約金がない
・好きな水が飲める
・クリーン機能がなく不衛生
・サーバー本体の購入が必要
・タンクの容量が少ない

ペットボトルサーバーで使用するお水に指定はなく、普段から飲み慣れた天然水でもスーパーで一番安いお水でも構いません。

サーバーに差し込めば冷水とお湯が使えます。

ただし、サーバー本体は10,000円程度で購入しなくてはなりません。

ウォーターサーバーのようにメーカーと契約という形をとらないので、毎月の支払いはありません。

では、まず料金面をウォーターサーバーと比較してみましょう。

ペットボトルサーバーとウォーターサーバーを月額料金で比較

ペットボトルサーバー

ペットボトルサーバーとウォーターサーバーどっちが安いのか気になっている方がとても多いですね。

結論を言うとペットボトルサーバーの方が費用は安いです。

ペットボトルサーバー(おいしさポット)で「サントリー南アルプス天然水」を使用した場合と天然水ウォーターサーバーで最安値の「アクアセレクト」の月額費用を比較します。

月額費用3,033円3,500円

おいしさポット アクアセレクト
水代(24ℓ) 1,200円 2,900円
サーバー代 833円 ※ 0円
電気代 1,000円~ 600円~
月額費用 3,033円 3,500円

※)本体価格10,000円を12ヵ月で分割

どちらも1年間利用した場合の月額料金です。

ペットボトルサーバーの電気代は比較的高く、本体購入代も必要なためトータルコストは500円弱しか変わりません。

さらにペットボトルのゴミが溜まることやサーバーの機能性を考えるとペットボトルサーバーはまったくおすすめできません。

他にもペットボトルサーバーのデメリットをまとめておきます。

ペットボトルサーバーはおすすめできない!見逃せない4つのデメリット

ペットボトルサーバーのデメリット

正直に言えばペットボトルサーバーのデメリットは使用そのものをためらうほどです。

ペットボトルサーバー4つのデメリット①サーバーが不衛生
②お水とお湯の量が少ない
③お水がぬるい
④初期費用が掛かる

では、デメリットを詳しく確認していきましょう。

1.サーバーが不衛生

ペットボトルサーバー最大のデメリットにして最大の問題が衛生面です。

ペットボトルサーバーには衛生面に配慮した機能が一切付いていません。

ウォーターサーバーとの配慮の差は歴然です。

ペットボトルサーバー 自分でアルコール除菌しなければならない
ウォーターサーバー 24時間自動で殺菌や清掃してくれる

ウォーターサーバーにはメンテナンス機能が備わっているので機械内部は清潔に保たれます。

一方でペットボトルサーバーはお手入れを怠るとすぐに異味異臭が発生します。

また、問題が発生しても全て自己責任なので、リスク覚悟で使用しなければなりません。

赤ちゃんのミルクや子供の飲料水として使用するのは本当に避けた方がいいです。

2.タンクの容量が少なく交換頻度が増える

ペットボトルサーバーでは市販の2ℓペットボトルを使用します。

冷水タンクと温水タンクの容量はどちらも600mℓ程度なので、この時点でペットボトルには800mℓしか残りません。

つまり、1日に800mℓ使うとペットボトルを交換しなければならず、使いたい時に容量不足ということが起こりやすいです。

口コミにはカップ麺を作っている最中にお湯切れを起こしてしまったという残念なものがありました。

そして、交換頻度が多いということはペットボトルのゴミがほぼ毎日出ることになります。

ウォーターサーバーなら交換頻度は2週間に一度で済み、ゴミも手のひらサイズにして捨てられます。

3.冷水がぬるい

ペットボトルサーバーのレビューで一番多いのが「冷水がぬるい」ことです。

ペットボトルサーバー ・冷水温度 / 10℃~15℃
・温水温度 / 85℃~95℃
ウォーターサーバー ・冷水温度 / 5℃~12℃
・温水温度 / 80℃~93℃

ペットボトルサーバーの冷水温度は10℃~15℃で、ウォーターサーバーよりも温度が高いのがわかります。

特に、夏場は想像以上にぬるく感じる人が多いようです。

最近のウォーターサーバーは常温水も使えるので、ぬるいか熱いかのペットボトルサーバーよりも使いやすいです。

赤ちゃんのミルクに便利な調乳モードや常温水モードが使えますよ。

4.初期費用が掛かる

ペットボトルサーバーは自分でサーバー本体を購入するところから始まります。

価格10,000円ほどのサーバーを購入してから使いにくいとなってもお金は返ってきません。

ウォーターサーバーはそもそもサーバーをレンタルすることが多いので、辞めたくなればやめることができます。

今回、比較している天然水ウォーターサーバーの「アクアセレクト」もサーバーレンタル代が無料です。

その他、配送料やサーバーメンテナンス代もかかりません。

脱ペットボトル!初心者におすすめウォーターサーバー

ウォーターサーバーは市販のペットボトルやペットボトルサーバーよりも多少高いですが圧倒的に便利です。

初めてウォーターサーバーを使う場合はどのくらい消費するのか、毎月どのくらい費用が掛かるのか分からないものです。

なので、使い勝手が良くて料金的にお手頃なものを2つピックアップしました。

安くておいしい!天然水のアクアセレクト

アクアセレクト

月額料金 2,900円
お水代 2,900円(12L×2本=24L)
サーバーレンタル代 無料
お水の種類 天然水

今回、比較にも出している天然水が飲めるウォーターサーバーの中でもっとも安い「アクアセレクト」です。

天然水でボトル1本(12L)が1,450円はとても安いです。

また、加熱クリーンシステムでタンク内の水を加熱することによって、ウォーターサーバー内の衛生環境を保ってくれます。

安くて安全なウォーターサーバーとして人気です。

解約金なし!宅配水のクリクラ

月額料金 3,121円
お水代 2,704円(12L×2本=24L)
サーバーレンタル代 無料
安心サポート料 417円/月
お水の種類 RO水

ウォーターサーバーでは非常に有名な「クリクラ」はRO水になります。

クリクラは契約期間がないため、いつでも無償解約することができます。

さらに実際に使用してから決めることができる「無料お試し」や赤ちゃん向けプランで最大9本のボトルが無料になる「クリクラママ」もあります。

ウォーターサーバーを一度試してみたい方にはピッタリです。

RO水とは?

RO水は水道水を0.0001ミクロンの微細なROフィルターでろ過してミネラルを加えたお水になります。

家庭用の浄水器はろ過率80%程度ですが、RO膜はなんと「99.99%のろ過率」になります。

ROフィルターはウィルスや雑菌、放射性物質まで取り除くことができ、実際にウォーターサーバー業界でシェア1位と2位を占めているのがRO水です。

さらに赤ちゃんのお腹にも優しいバランスでカルシウム、カリウム、ナトリウム、マグネシウムなどのミネラル成分が含まれています。

まとめ

市販のペットボトルやペットボトルサーバーとの決定的な違いは「機能性」であり、サーバーを使いたいと思うかどうかが最終的な判断材料となります。

ウォーターサーバーよりも安いことは確かですが、想像以上にデメリットや問題が多くて失敗のリスクが高い製品だということが分かります。

市販のペットボトル水を買っている方の参考になれればと思います。

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