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見落としてた?「食物繊維」の意外な真実とは

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食物繊維

日々の食生活で意外と見落とされがちなのが、食物繊維の摂取。多くの人が必要量を摂取できていない現状をご存知でしょうか。

この記事では食物繊維の重要性、その健康効果にくわえ、摂取すべき量やタイミング、豊富にふくむ食べ物をご紹介します。

食物繊維をとって、健康的な生活を送りましょう。

食物繊維の基本と健康への影響

サツマイモ

食物繊維は、私たちの健康に不可欠な栄養素です。ここでは、食物繊維が私たちの体にどのように作用し、健康を維持するのにどのように役立つかを説明します。

また、食物繊維のさまざまな種類とその特性の違いについても、くわしく見ていきましょう。

食物繊維の役割と体への効果

食物繊維は主に、消化器系の健康をサポートし、便秘の予防、血糖値上昇の抑制、血液中のコレステロール濃度の低下など、多くの生理機能が明らかになっています。

まず食物繊維は便秘の予防や解消に役立ち、腸内フローラのバランスを保つのに重要です。

また、血糖値の急激な上昇を防ぎ、長期的には心血管疾患や糖尿病のリスクを減少させる効果があります。

食物繊維には満腹感をもたらす効果もあり、ダイエット中の空腹感を抑制するのに役立ちます。

2種類の食物繊維と異なる特性

食物繊維には、大きく分けて水溶性と不溶性の2つのタイプがあります。

水溶性の食物繊維は水に溶けやすく、体内でゲル状に変化し、コレステロールや糖の吸収を遅らせる効果があります。

一方、不溶性食物繊維は主に消化を助け、便の量を増やすことで、腸を健康に保ちます。

水溶性と不溶性の食物繊維は、それぞれ異なる機能を持っていますが、健康的な食生活のためには、両方とも重要です。

毎日の食物繊維摂取量の理想的な目安

サラダ

適切な量の食物繊維を摂取することは、健康維持に欠かせません。

ここでは、1日に必要な食物繊維の量とその理想的な摂取タイミングについて解説します。

正しい量とタイミングで食物繊維を摂ることで、最大限の健康効果を得ることができます。

1日に必要な食物繊維の量

日本人の食生活における食物繊維の摂取量は、理想とされる数値に比べて大幅に不足しています。そのため、意識的に摂取することがおすすめです。

栄養素の1日当たりの推奨摂取量については、国が定めた「日本人の食事摂取基準(2020年版)」が参考になります。

それによると、アメリカとカナダの基準では、成人は1日に最低24gの食物繊維を摂取することが推奨されており、さらにはカロリー摂取量に応じてこの数値は上がります。しかし、日本における実際の食物繊維摂取量はこれらの数値を下回っているため、実現可能な目標値の設定が必要です。

現状の日本人成人の平均摂取量は14g/日程度で、目標としては、現状の摂取量と理想量の中間点である18g/日程度が、日本人の食物繊維の摂取推奨量の現実的な目標とされています。

この量を目安に、毎日の食事で食物繊維を意識的に取り入れることが、健康維持につながります。

なお、食物繊維は特定の物質ではなく、「人の消化酵素で消化されない食物中の難消化性成分の総体」と定義されています。このため、サプリメントでの摂取時には、同じ量で同じ効果が得られるとは限らない点に注意が必要です。

サプリメントに含まれる食物繊維の量は、あくまで目安として参考にする程度に留めておくのが良いでしょう。

食物繊維の効果的な摂り方とタイミング

食物繊維の効果を最大限に引き出すためには、摂取のタイミングが重要です。

例えば、血糖値の上昇を緩やかにするためには、食事と同時に食物繊維を摂取することが効果的です。

これにより、糖の吸収がゆっくりになり、血糖値の急激な上昇を防ぐことができます。

また、便秘の改善や快便を目指す場合、食物繊維は毎食に均等に摂ることが推奨されます。

食物繊維は食事とともに排泄されるため、一度に大量に摂るよりも、定期的に適量を摂ることで、腸の動きが促され、便通が改善されます。

さらに、食物繊維は水分を多く含むため、十分な水分摂取も忘れずにどうぞ。

繰り返しますが、食物繊維はは、摂取後すぐに排泄されるわけではなく、体内でゆっくりと効果を発揮します。

したがって、一度に多く摂取したからといって、その効果が数日間持続するわけではありません。

毎日均等に摂取することが、食物繊維の効果を安定して得る鍵といえるでしょう。

食物繊維が豊富な食べ物とそのランキング

毎日の食事で食物繊維を十分に摂ることは、健康的な生活に役立ちます。ここでは、簡単に摂れる食物繊維の良い源と、特に食物繊維が豊富なスーパーフードを取り上げましょう。

食物繊維を豊富にふくむ野菜・穀類・果物

日本食品標準成分表から食物繊維量のランキングを作ってみました。100g当たりではこんにゃくやひきじ、おから、おあさなど、だいたいみなさんがイメージしている通りの食品が並んでいるのではないでしょうか。

食品名 100g当たり含有量
こんにゃく(精粉) 79.9
ほしひじき(ステンレス釜 乾) 51.8
おから(乾燥) 43.6
刻み昆布 39.1
あおさ(素干し) 29.1
切干しだいこん(乾) 21.3
グリンピース(揚げ豆) 19.6

ただし、毎日の食卓に乗る食材かと言われるとなかなか難しそうな食品ランキングでもあります。

そういうときは、全粒穀物や野菜、果物、豆類は、日々の食事で食物繊維を手軽に摂取できる食品です。

オートミールやキヌア、玄米は全粒穀物の中でも特に優れた選択肢。

緑黄色野菜や根菜類、リンゴやバナナのような果物も摂りやすく、食物繊維の摂取を助けます。

食物繊維豊富なスーパーフード

スーパーフードとは、通常の食品よりも栄養価が高く、健康や美容に特に有益とされる食品のことを指します。

これらの食品は、ビタミン、ミネラル、抗酸化物質、食物繊維など、体に良い栄養素を豊富に含んでいることが特徴です。

スーパーフードには、チアシード、アマランス、フラックスシードのような種子類や、明日葉、ケール、スピルリナのような葉物野菜、ベリー類などが含まれます。

これらの食品を日常の食事に取り入れることで、健康的な生活をサポートすることが期待されます。

食物繊維の過剰摂取による影響とは

食物繊維は、日本人の日常摂取量が足りず、必要量を機械的に算出すると現実的でないことから、控えめな目標値が設定されている栄養素です。したがって、少し取りすぎたくらいでは、体調に影響が出るようなことは考えづらいでしょう。

一方で、食物繊維の過剰摂取による影響には、便秘や下痢、膨満感、ガスの増加など消化器系の不調が指摘されています。

まず、水溶性の食物繊維を過剰に摂取すると、便秘を引き起こすことがあります。また、不溶性食物繊維の過剰摂取は下痢を引き起こす可能性があります。

食物繊維はミネラルの吸収を妨げることがあるため、大量といえるほどの過剰摂取は栄養素の吸収率の低下を引き起こすこともあります。バランスの良い食事を通じて、適切な量の食物繊維を摂取することが重要です。

食物繊維に関するまとめ

食物繊維は、健康を維持するために重要ですが、現代の日本人の食生活では不足しがちな栄養素です。

バランスの取れた食事で食物繊維を摂ることは、健康的な腸内環境や全体的な健康を促進します。

特に、野菜、果物、全粒穀物、豆類などが良い食物繊維の源です。また、忙しい日常においては、青汁やスムージーのような飲み物を通じて手軽に食物繊維を摂取することが効果的です。

これらの飲料は、簡単かつ効率的に食物繊維を補給でき、健康的な食生活をサポートします。

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