「ウォーターサーバーはいらないって本当?」
「ウォーターサーバーが気になるけど、契約して使わなかったら困る」
このような不安や疑問を感じている方もいるでしょう。
本記事では、なぜウォーターサーバーは要らないと思う方が多いのか、その理由を解説していきます。
ウォーターサーバーが向いている人の特徴も解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかること
ウォーターサーバーがいらない理由9選
ウォーターサーバーが要らない理由として、以下の9個が挙げられます。
- ランニングコストがかかる
- 水ボトルが重い
- 場所をとる
- 安定性が意外と少ない
- 水道水と比較すると安全といえない
- 掃除・メンテナンスの手間が増える
- サポート体制が整っていないことが多い
- 解約手数料(違約金)がかかる
- 水の注文ノルマがことも
まずはこれら要らないと思う理由について、解説していきます。
理由①:ランニングコストがかかる
近年では、ウォーターサーバー本体の価格や配送料を無料に設定している業者が多いです。
とは言え、ランニングコストそして様々な費用がかかるため、ウォーターサーバーはいらないと考える方が多くいます。
ウォーターサーバーを使用する際は、お水代だけではなく電気代やレンタル代、メンテナンス代などがかかります。
サーバーの種類によってかかる費用は異なるものの、場合によっては家計を圧迫させることも。
予算を抑えてウォーターサーバーを使用したい場合は、水道水を入れて使う浄水型タイプやエコモード搭載のサーバーがおすすめです。
理由②:水ボトルが重い
ボトル型のウォーターサーバーを利用する場合は、水がなくなった場合ボトル交換を自分でしなければいけません。
しかし、高齢の方や女性にとっては重い水の持ち運びが非常に困難なことも。
特に、ボトルを上に置くタイプのサーバーは、何リットルもするボトルを持ち上げなければならないため、体に負担がかかってしまいます。
下にボトルを設置するタイプのサーバーであれば、お水を管理する場所まで持ち運ばなければいけないものの、ボトルを持ち上げる負担は軽減できるでしょう。
理由③:場所をとる
ウォーターサーバーを設置することで、スペースをとってしまうのもいらない理由の1つです。
中には、「ウォーターサーバーさえなければ、ここに〇〇を設置できるのに」と考える方もいます。
とは言え、近年ではスタイリッシュでコンパクトなタイプのウォーターサーバーも多く誕生しています。
卓上型のウォーターサーバーもあるため、あまりスペースを取らなくても設置できる種類が増えてきました。
理由④:安定性が意外と少ない
上記ではコンパクトサイズのウォーターサーバーも多く誕生しているとお伝えしましたが、スリムさを重視するがゆえに本体が安定しないこともあります。
少しの衝撃で転倒してしまうことあるため、取り扱いには注意しなければなりません。
特に、小さなお子様やペットがいる家庭などは、誤ってウォーターサーバーにぶつかり、本体が倒れる可能性もあるので注意が必要です。
理由⑤:水道水と比較すると安全といえない
ウォーターサーバーといえば、問答無用で水道水より安全だと考えている方も多いでしょう。
しかし、日本の水道水の水質基準は非常に厳しいです。
法令で定められており、水質基準の項目は全部で51種類もあります。
さらに、水質管理上で留意すべき目標設定項目は、なんと26種類も設けられています。
一方で、ウォーターサーバーは食品衛生法の「清涼飲料水規格基準」が適用されるため、19項目のチェックしかないのです。
基準項目の数が全てとは言えないものの、ウォーターサーバーにこだわらなくても、水道水でも充分安全に飲めるのが日本の素晴らしいところです。
理由⑥:掃除・メンテナンスの手間が増える
ウォーターサーバーは自動クリーンモードが付いているものもありますが、こまめな掃除やメンテナンスは必要です。
サーバー内部だけではなく、外部のほこりや汚れなども掃除しなければ、清潔とは言えないでしょう。
ウォーターサーバーを設置しなければ掃除やメンテナンスの手間がかからないため、いらないと考える方が多くいるようです。
理由⑦:サポート体制が整っていないことが多い
基本的にウォーターサーバーはメーカーが直接販売するのではなく、代理店が販売しています。
だからこそ、サポート体制が充実していないところも多く見かけます。
コールセンターの対応が悪かったり、解約したいのにうやむやにされたりなど、SNSにも口コミが投稿されていました。
もちろんすべての代理店でサポート体制が整っていないわけではありません。
とはいえ、直販と比較するとサポート体制が劣ることがあるので、注意が必要です。
理由⑧:解約手数料(違約金)がかかる
ウォーターサーバーを解約する際は、解約手数料がかかることが多いです。
期間満了前または更新月以外で解約すると手数料がかかるため、「いらない」と感じてもすぐに解約しづらいケースも。
しかし近年では、解約金がかからないウォーターサーバーも増えています。
解約金がかからないサーバーであれば、いつでも無料で解約できるのでお試しでウォーターサーバーを利用することも可能です。
理由⑨:水の注文ノルマが厳しいことも
ウォーターサーバーの中には、水の注文ノルマが設けられていることもあります。
メーカーによっては、注文ノルマをクリアできない場合は手数料がかかることも。
また、手数料がかかるからといって注文を止めずにいると、使わないボトルが増えてスペースを取ることもあります。
ウォーターサーバーがおすすめの人の特徴
ここまでウォーターサーバーがいらないと言われる理由を解説しましたが、使った方が絶対に生活が楽になる人も沢山います。
ウォーターサーバーがおすすめできる人の特徴は、以下の3つです。
- 赤ちゃん用ミルクを作る人
- ミネラルウォーターをよく飲む人
- 温かい飲み物を飲む機会が多い人
それぞれの特徴を、以下で見ていきましょう。
赤ちゃん用ミルクを作る人
赤ちゃんがいる家庭では、ウォーターサーバーが活躍します。
赤ちゃんが飲むミルクでは70度以上のお湯を使うことが、厚生労働省のガイドラインで義務付けられています。
ウォーターサーバーでは温水温度が基本的に80〜90度で設定されているため、毎回お湯を沸かす手間がありません。
お腹を空かせている赤ちゃんに待たせずにミルクをあげられるので、機嫌を損ねることも少ないでしょう。
ミネラルウォーターをよく飲む人
普段からミネラルウォーターをよく飲む方には、ウォーターサーバーはうってつけです。
毎回市販でミネラルウォーターを購入している場合、お金もかかりますし、ゴミの処理の手間も増えます。
ボトル式のウォーターサーバーであればゴミの処理は省けますし、総合的な出費を抑えることも可能です。
温かい飲み物を飲む機会が多い人
コーヒーやお茶など、温かい飲み物をよく飲む方にもウォーターサーバーはおすすめです。
上記でもお伝えしましたが、基本的にウォーターサーバーの温水は80〜90度で設定されているため、時間がない時でもすぐに温かい飲み物を用意できます。
忙しい朝の時間帯でもすぐに用意できるため、時間を有効活用できるでしょう。
まとめ
今回はウォーターサーバーが要らないと言われる理由をまとめました。
ランニングコストや飲み切れないなど様々な理由がありますが、赤ちゃんがいる家庭や普段から水をよく飲む方にとってはウォーターサーバーは向いていると言えるでしょう。
家族構成やライフスタイルによってウォーターサーバーの向き不向きが異なるため、しっかり検討してから契約することが大切です。